キャプチャ


http://www.yuzu-soft.com/products/riddle/index.html

シナリオ 5/10
キャラクター 6/10
CG 8/10
音楽 5/10
CV 7/10
演出 5/10

オススメ度☆2.5

・あらすじ
アストラル能力と呼ばれる超能力が存在する世界で政府直属の非公式組織に所属する主人公。任務で超能力者が集う学院に潜入したところ、学生会長の女の子の胸がパッドで盛られている事実を知ってしまうのであった。


まとめ:茉優とあやせ√以外やらなくていい。微妙。



以下ストーリーに関わる重大なネタバレを含むのでプレイ後推奨。























・シナリオ


羽月√

羽月の買い物に付き合う→トイレの蛇口が壊れる事件が発生→水のアストラル能力者についての調査→プールの授業で過去に羽月を助けたのは自分だと明かす→羽月が恋心を自覚し暁の身辺調査を始める→羽月から告白される→自分の仕事の事もあり返事を保留にする→親父の機転で仕事に関してはクリア、告白の返事をして恋人へ→目の前で消火器が破裂する被害に合い、調査を開始→潜入調査中に羽月にバレる→破局の危機→事件の犯人と戦闘中に羽月が乱入→仲直り



簡単に言うと

haduki1

で終わるシナリオだった。
総じて微妙。
見た目とボイスは可愛いけどそれ以上がない。
羽月は考え方がクソ重い上に理想を押し付けすぎ、暁は良い見せ場が特にないし茉優先輩との会話で普通にボロ出すしで緊張感がまるでなかったです。
シナリオの内容も大して起伏がなく、展開が予想できるものばかりでした(仲直りのくだりとか将来警察官になる障害とかその辺)
まあ別に悪いわけではないです。
ゆずソフトにシナリオなんて求めてないって人も多いでしょうし。
個人的にはここ数年のゆずソフト作品のシナリオは気に入っている物が多かったので、少し期待しすぎていたかもしれません。
キャラとしても気に入るところがなかったので割と虚無でした。







あやせ√

お互いに相手のことを意識し始める→着信履歴が気になってあやせの部屋へ→お互いに恋心を自覚して告白→クラスメイトが頭痛が原因で県外の病院へ入院→違和感を抱き研究棟を調査→クラスメイト他が眠らされてる施設の発見、アストラル能力の暴走の研究資料を入手→理事長に侵入したことがバレる→先生から能力の強化についての資料を渡したいと言われ研究棟へ→能力を暴走させる薬を投薬される→先生があやせを連れて暴走させようとする→あやせが能力を保持していないこと、能力を付与する薬の存在が明らかに→脳の能力で暴走を抑え、先生を止める→あやせに自分の能力のことを打ち明ける



シナリオは結構設定が盛られてて好きでした。
ただ過去作と比べてメインヒロイン枠にしては少しコンパクトだったかなとは思いましたが。胸もコンパクトだしな。
ところでゆずソフトは先生役に恨みでもあるんだろうか(扇先生を見ながら)(というのは冗談でまあ立場的に動かしやすいんだろう)

暁くん、結構不用心というか焦ると判断力を失いがちだなぁとは若干思った。
先生に研究資料渡される時、気になるだろうからってだけで授業抜けてまで渡そうとしてくる時点で疑ってかかるべきところよな。
後気になったのは組織の規模の割には緊急時用の連絡手段とか用意されてないってところ。
投薬されてから異変に気付くのにたまたま親父が連絡しようとして繋がらなかっただけだったのは雑な印象。

ちょっと失敗したのは茉優先輩√やる前にあやせ√をやったことですね。
ラストでシナリオが繋がってるのを察してしまったのは初見では知りたくなかったことでした。
まあこれは仕方ないし運が悪かっただけです。

あやせのキャラ設定的にもっと高飛車な感じかと思ってましたが、割と年相応に悩める少女してて好きでした。
めっちゃキス迫ってくるの普通に可愛い。
胸ネタはしつこいといえばしつこいですが、顔グラの差分が豊富で見てる分には面白かったです。


ayase1


ここ一番すき。







七海√


七海が暁への恋心で悩む→七海から告白される→2人が出会った時の回想→特班のカモフラージュ会社に警察の強制捜査が入る→学院に規制派組織が拉致目的で侵入→皆と協力して侵入者の拘束に成功→お礼の餃子パーティ



シナリオに中身がなさすぎて√解説がめっちゃ短い件について。
妹キャラ√でよくある兄・家族としての葛藤も大してなく(まあ義理だしな)、過去の部分も1パートで回想して終わり、所属組織の人間関係は掘り下げられることもなくただ事件解決して、気付いたら√が終わっていた。
なんかネタを雑に散りばめただけの印象。虚無。
羽月と一緒で見た目とボイスが可愛いだけ。
コスプレ好きの設定が腐りすぎてて必要あったの?としか思えない。
エロシーンでコスプレがあるわけでもなく、√の中で二次元オタクが活かされた部分もない。
あやせに猫耳つけさせるためだけの設定と化していたのが非常に残念。

げっちゅ屋予約特典の小悪魔コスプレベビードールのエロシーンがなかったのはただただ無能采配でしたね。
非常にもったいない。
まあエロシーン2つ目の手コキでかろうじて下着を見れたので良しとします。


nanami1


でもここは可愛かったのでSEとボイスを無限ループで聴きたいですね。







千咲√


ライトレール内で痴漢被害が多発、任務で調査を行う→千咲の同級生が被害に合い、千咲が調査に加わる→千咲が痴漢に襲われそうになったところを助ける→迷惑かけた謝罪として買い物デート→暁からの言葉で恋心を自覚する→千咲からキスされて恋人に



サブヒロインらしくセックスしてパパっと終わる√でした。
無駄にシナリオの嵩増しするくらいならこれくらいでいい。
まあその分これといって感想もないんですが...
「いひひ~」って笑い方が可愛かったです。







茉優√

研究棟の調査任務→琴里が眠るカプセルを発見→茉優の個人PCをハッキングするが失敗→茉優がカードキーの利用記録からハッキングに気付く→罠にハメられてスパイだということがバレる→通報とメモリー繊維の取引→琴里との出会いと目的を聴く→告白して恋人へ
→茉優の研究助手になる→メモリー繊維の解析が完了→琴里が再度暴走→暁が自身の本当の能力を明かす→特班と学院が技術提携→暁の能力でリンク値を下げた状態をメモリー繊維に記憶させることに成功→琴里の暴走を止めることに成功



どうして琴里√がないんだ!セックスさせろ!
あやせ√をプレイする前に先にプレイしておきたかったですね。
世界観とか設定でちゃんとシナリオ書く気はあったんだなとは感じられたのでそこそこ良かったです。
全√の中で一番暁の葛藤とか腹の探り合いみたいなのがちゃんと書かれていてそこは見ていて面白かったね。

mayu1


ここすき。
ポンコツ自爆系お姉さんでしたが普通に可愛かったです。
まあ若干面倒臭かったというのはあるが



mayu2


ここ学院長が鬼の形相で突っ走ってきそう。







過去作と比べてもシナリオに捻りがなかったですし、キャラの可愛さだけを重視しすぎていたなという印象です。
超能力とか学院に潜入っていう設定は良かったですが、ヒロインが全員学生というのは選択肢を狭めすぎていた。
やろうと思えば研究棟の職員とか同組織のヒロインとか用意できましたよね。
バトル物として見ても薄いですし、そういった意味でやはり微妙な作品だったかと。
同メーカー作品の天色アイルノーツも設定を無駄にしたキャラ萌えだけの微妙ゲーだと個人的には思っていますが、リドジョもアイルノーツと同レベルだと思っています。
もったいない。







・キャラクター

キャラは可愛かった。
まあゆずソフトで一番重要視する点だしここは期待通りでした。
でも前述の通りシナリオが微妙なのでプレイしててキャラクター可愛い以外の感情がまじで湧いてこないのが残念です。
琴里に√がないのが勿体ない。本当に。
後親父は全体的に格好良かった。







・CG

ゆずソフトは塗りも綺麗なのでここは評価高めです。
こもわた絵のCGも豊富で可愛いし見ていて楽しかった。
あえて気になる点を挙げるとするとエロシーンのシチュエーションが一辺倒だったのでエロシーンで飽きがありましたね。
大体フェラして69して挿入して終わりだし。まあここはシナリオ側の問題ではあるのですが。







・音楽

OPは橋本みゆきさんと佐咲紗花さんのデュエット。

https://www.youtube.com/watch?v=0EJ7HvJYe1M

割と良い曲だと思います。
間奏部分が好き。
EDは各ヒロインに1つずつ用意されていますが、ごめん正直特に耳に残らなかった。







・CV

これはキャラに合っていたキャスティングだったかと。
あやせ役のエビフライ華さわちゃんなんてどんどんエロゲで聴く機会が減っていく一方だから聴けるだけありがたい。







・演出

これ大体どの作品にも言ってるけどエロシーンのSEないと抜く気が全く起きないんだよな。
気になったのは射精時の選択肢差分で、射精して次のシチュに移った時に精液が反映されてないのが残念です。
なんのための外出しやねん。はーつっかえ。







・総括

ごめん。いつもの感想記事に比べてもかなり雑だと思う。
それぐらい感想という感想がなくて、半ば無理やり文章捻ってるんだよ。
まじでキャラ可愛いなー(棒)以外の感想ないんだよ。
私だって「ここが良かった!このシーンがこうこうこうなんだよな!」って力説して読み手に「わかるわー」って思わせたいんだよ。でもそれがないんだな。
虚無だ...




以上総括及び「RIDDLE JOKER(リドルジョーカー)」の感想でした。



でも一応新作の死神は期待しています。