タイトル

http://toneworks.product.co.jp/tsukikana/index.html

シナリオ 8/10
キャラクター 7/10
CG 9/10
音楽 8/10
CV 9/10
演出 6/10

オススメ度☆4

・あらすじ
作家を目指す主人公は少女たちと出逢い、時には笑い時には苦悩し学生生活を謳歌する。時は流れ、社会人になった後、ふとしたきっかけである少女が昔使っていたスマートフォンを手に入れる。懐かしむように、過去を取り戻すように、過去の自分へメッセージを送る。そして、過去の自分からそのメッセージに返事が返ってきた――


まとめ:純愛リアル路線で好評を博してきたtone work'sが新境地を開いたSF作品。toneらしさが発揮された良作。



以下ストーリーに関わる重大なネタバレを含むのでプレイ後推奨。

未プレイの人向けオススメ攻略順

・最後にストーリー設定を理解したい人向け(オススメ)
サブヒロイン3人or聖衣良➡うぐいす➡灯華➡雨音

・途中でストーリーを理解してから他√を進めたい人向け
サブヒロイン3人or聖衣良➡雨音➡灯華➡うぐいす

サブ3人と聖衣良は正直どのタイミングでもいいです。
ただ、灯華うぐいす雨音の3人がストーリー設定の8割くらいを占めているので、途中で挟んだりこの3人が終わった後にやるよりは最初に済ませた方が後味は良いかと思います。





















・シナリオ

私がプレイした順(きらり➡栞菜➡霧子➡うぐいす➡聖衣良➡灯華➡雨音)に書きます。


きらり√

企画が通り、編集長の伝手できらりの担当へ→真面目童貞ムーブで気に入られる→きらりの帰省に付き合い、墓の掃除→祖父と遺作の話→食べられちゃう→フライデー→罰として担当から外される→石頭常務と祖父の弟子に祖父の遺作を先に出されそうになる→きらりを焚き付けて石頭常務'sとの対決構図を実現→大勝利


ビッチでしたね。
エロゲユーザー的にはビッチって純愛作品では好かれない印象ですが、今作の作風はリアルに寄せているのであまり気にはならなかったかなという印象。
同じサブヒロイン年上枠に枯れ女がいるのでそこも対照的になっててきらりはこれで良かったと思います。

きらり側の視点で話が展開されないので、要所要所できらりの考えてることを推察するのが楽しかったですね。
奏汰が担当から外れた時はサバサバしてたけど実は裏では...とか。
ドSで甘えてこないタイプのヒロインでしたがよくよく見ると感情が読み取れるシーンがあって、そこに気付くとついにやけてしまいます。
例えばこれ。

きらり1


好きですって言われて喜びをぐっと噛みしめてるのが伝わってきてはぁ~好き...ってなったよね。

シナリオは可もなく不可もなく。
普通に良かったですが、突出してここが良いというところは特に...って感じです。
でもサブヒロインだからこれくらいがバランス取れててちょうどいいよね。
数時間程度でさくっと攻略できるのもお手軽で良い。






栞菜√

人手不足のヘルプで漫画部へ出向→栞菜の担当に→親身になってくれる奏汰に惹かれていく→お互いに意識しはじめる→編集長から恋愛御法度の釘を刺されて自粛ムーブ→これが仇となり漫画の仕事と互いの関係が悪くなりはじめる→漫画辞めます...→説得失敗→実話NOW編集の仕事へ戻る→やっぱ諦めきれねえ!北海道までいって説得してくらぁ!→互いの気持ちを確かめあって告白→漫画も実生活も円満


陰キャで面倒臭かったとかそんなこと思ってないよ。
なんだろう...大体こうなるんやろなーって展開が予想つくのと冗長気味だったので微妙でしたね。
でも函館で互いの呼び方を変えて一歩進展した時のこそばゆい感じは好きでした。

一番気になったのが作家と編集の恋愛規約かな。
√序盤でモブが破って(2回目とはいえ)厳しい処分になるって目の前で見ちゃうシーンがあったじゃないですか。
あれ見ててっきりこの規約部分が栞菜√のキモかなーと思ってたんですけど大分蔑ろにされてましたね。
ラストで編集長にバレて事実確認したら「泣かれちゃったし仕方ない。清い交際だからいいよ」ってなんじゃそりゃ。
他の社員に示しがつかないというか(それこそ序盤のモブの立場は?)、そこはリアリティ求めないのかよって思ってしまったな。





霧子√

結婚をテーマに雑誌の新コーナーを担当→婚活パーティで取材→編集長!?なぜここに!?→互いの状況を確認し合い協力関係に→着実に仲を深めていき、クリスマスに一線を越える→歳の差で悩み恋人関係を解消→天才小説家の後押しで、発行する婚活本に今までの出来事全部載せる→なにこれどういうこと!?→ビリヤード勝負に勝って口説き落とす→リンゴーン


きりこさんさんじゅうごさい。
二次元でしかなさそうに見えて、現実であってもおかしくないよなあと思えてしまう絶妙な力加減のシナリオでしたね。
まあこんな美人でバリキャリの女性でここまで性格良い人となるとそういないとは思いますが。
年上キャラが歳の差で悩むという展開はありがちというかまあ普通はそこを広げていきますが、今√は出版社設定でちょっと捻ってきたので退屈せずに読み進められました。
実際ライターが婚活して色んなことを綴るコーナーあったら見てみたくなるよね。
全体的に綺麗にまとまってたので無難に良かったんじゃないかな。
ところで栞菜√でいってた社内恋愛禁止設定はどこいったんや。





うぐいす√


告白するも海外へ行くことを理由にフラれる→身体と病気のことを知る→龍恋の鐘の前で再度の告白、恋人へ→うぐいすの卒業→うぐいすが帰国しカフェと作家を兼業→仕事中にうぐいすが倒れる→病気を完治させず奏汰と生きる道を選んだことを知る→病室で結婚式→永眠→ドイツで新薬が完成→自分がいなければうぐいすはドイツで治療を受けて生きることができたと後悔→副部長からの連絡で文藝部の部室の荷物を引き取りに学園へ→灯華のエンデュミオンを発見→過去の自分へメッセージを送りうぐいすの死亡を回避させる→タイムパラドックス発生、全てを忘れ異なる未来へ変化する→どこかで引っかかりを覚えながらも小説を書き上げる→引っかかりと微かな記憶を頼りに龍恋の鐘へ向かう→病気を完治させたうぐいすとの再会


tone作品にしては珍しい悲恋√かと思いきや最後はちゃんとハッピーエンドで締めてきましたね。
wixiの伏線とかスーパーブルームーンの話をきちんと回収してあったので、全体的にしっかりまとめられつつもシナリオの核になる部分は謎として残されていました。
他のヒロインの√を目立たせるというか次はそっちをプレイしたくなる気になれたのでこういう構成は全然好きです。
シナリオは今までのtone作品のシナリオとは毛色が違うので好みは分かれそうですが私的には断然有りかな。
普通に感情移入しまくってボロ泣きしましたし、そこで終わると思ってたら奏汰君は狂い始めるし未来は変わるしでめっちゃ困惑しましたし、ライターの掌の上で転がされるが如く没入しました。
最後は幸せに、"また"この2人は結ばれて新たな道を歩んでいく――って想像するとエモいよね。

医学には明るくないので憶測ですが、症状から調べた感じではうぐいすの病気は肝硬変、悪化して肝ガンが発生(あるいは併発)して亡くなったとかそんな感じかな。
もし内科エロゲーマーがいらっしゃったら解説を頼みます。

キャラクターとしてもうぐいすはかなり好き。
凛としながらも内に弱さを秘めているタイプの年上、ぐう好み。
年上だけどいっぱい甘えてくれるの可愛いよね。奏汰のこと完全に信頼してるのも良妻感あって好き。
作中で結局自分のことが大事で自分を守りたいだけなんだって苦悩してるシーンがありましたが、人間なんて自分が可愛くて当たり前だし、それも奏汰のことを考えた上でのことであって、そういう優しい面も非常に魅力的でした。

灯華のエンデュミオンの待ち受けが何故この2人だったのかというのが気になっていましたが、特に意味はなさそう。
強いていうなら未来メールで未来の奏汰がこのエンデュミオンを発見する前提でうぐいすとの関係が上手くいっていますようにという灯華なりの応援なのかもね。





聖衣良√

聖衣良と日常を過ごし、小説を完成させる→栞代わりにしていたレシートやうぐいすの話から聖衣良が夜遊びしてることを疑う→偶然家出するところを目撃→母親の再婚の事情を聞く→親子の仲を取り持つ→卒業式の後にデートし告白されるが保留→月日は流れ社会人へ→進学のために聖衣良が居候に来る→聖衣良の好き好きアピールを躱す→居候終了の日、書き置きを残して聖衣良が出ていく→自分に正直になって聖衣良に電話、告白→新しい雑誌で小説を担当することになる→プロポーズ→結婚


子供の頃にブラックコーヒーに憧れるのは誰しもが通る道。
私も中学生の頃に同じようにブラックに挑戦しましたが、コーヒーの苦みは平気だったのでそれからよく飲むようになったのを思い出しました。
なつかしや。

聖衣良√は独立しており、メインのSF要素はありませんでした。
その分過去作のようなtoneらしさが如実に現れた、困難を乗り越えて幸せに辿り着く優しいシナリオでしたね。
互いが互いにすごさを認め合って惹かれ合い結ばれる関係、羨ましいが過ぎる。
月の描写より星の描写が多かったのは同じ天体というテーマに基づいていたので違和感なく読み進められて良かったかな。
少し気になったのがシナリオのボリュームが控えめだったこと。
エロシーンは4枠とメイン級ではありますがシナリオ量的にはサブヒロインとほぼ変わりませんでしたね。
というか体感、栞菜√より短かったような気もする...
まあでもあまり長くてもだれるので良い塩梅だったのかも。

他ヒロインとは違ってアフター編でも高校生止まりでしたが、くりひと先生の綺麗な絵柄で可愛さだけでなく大人っぽさも感じられる良いキャラクターに仕上がってました。
明るく前向きで献身的な年下いいですよね。
付き合う前は探り探りで言葉を選んでいましたが、付き合ってからの本音でまっすぐに気持ちをぶつけてくるのすごく可愛かったなあ。





灯華√

灯華に告白するもはぐらかされる→踏切の一件以来、連絡が途絶える→8年後、未来メールが届く→文藝部の部室で灯華のエンデュミオンを発見、過去の自分と繋がる→本に落書きをする実験→何等かのきっかけで落書きが出現&自分の知りえない記憶が混在する現象が発生→過去と未来(今)は同一線上にあることを発見する→本の落書きから灯華のエンデュミオンのパスコード解除に成功→出てきた謎の写真の調査を雨音に依頼→増岡の情報を入手→過去の自分に忠告、この辺りから過去で変化が起こり始める→栞菜の漫画の原案を担当→電波塔の調査を雨音に依頼→過去の自分が灯華が隠してた事実を知り、協力関係(恋人)になる→過去の自分から増岡に復讐することを告げられる→過去で復讐決行日に灯華が失踪、残されたメモを頼りにエンデュミオンに残された動画を発見→増岡の妻から釈放後の居場所を聞き出す→過去の自分が増岡の拉致に成功→過去で灯華が拳銃の流れ弾で重症を負う→救急を呼んだヘリポートでエンデュミオンを落とす、以降過去と連絡が取れなくなる→同窓会で雨音からエンデュミオンの仮説を聞く→電波塔からモールス信号を観測、灯華と再会する→スーパームーンの日で過去と今が統合され過去の記憶が流れ込む→再び結ばれる


√解説がなげえ!
ついでにここまで解説したから突出して書くことがもうねえ!
メインヒロインらしく今作の最大の特徴であるSF要素がふんだんに活かされたシナリオになっていました。
色々と気になる点があったので抜粋。


気になる点①:増岡について
過去での電波塔のシーン、平気で殺人する極悪人が自分の娘だからといってあそこまで狼狽するのか...?
レイーポして出来た子供っていう部分に増岡しか知りえない真事実があったのかとも思ったがそれも無し。
なんかもうちょい掘り下げるか設定追加してもよいのでは。消化不良。


気になる点②:共通√の最初、灯華が一人語りして3Dプリンター銃を構えるシーン
わざわざ頭に当てていること、忘れないでねと言ってシーンが終わることから、恐らく自殺したと思われます。
雨音√の説の通りであれば過去と未来の中継役は故人にしかできません。作中で奏汰と関わりが深くかつ死亡している可能性があるのは灯華だけです。うぐいすは奏汰との関係がなければドイツで病気を完治させますからね。
故に全√で過去と未来の中継役を担えた、と考えるのが一番しっくりくるかなと。


気になる点③:故人が中継役を担うのであれば灯華√で中継していたのは誰なのか。
恐らくですが(自信ない)アフター編で既に亡くなっていた灯華でしょう。アフターの奏汰が送ったメッセージを既に亡くなっている灯華が介して過去に送ったと。で、スーパームーンの日に過去と未来が統合されてタイムパラドックスが発生するので、同窓会の日に過去が変わって自殺しなかった灯華と現在が統合されて現在に灯華が生きていることになったんじゃないかな。
え?灯華と電波塔で再会してからスーパームーン統合現象が発生していたって?その辺はまあ多少のずれがあるんだよきっと(震え)


気になる点④:灯華が過去と今を中継していたが何のために?
灯華が中継役を担っていた理由は明かされませんでした。普通に考えれば灯華√では奏汰と再び会うためでしょう。ただそうだとすると他√でも中継役をする理由にはなりません。憶測ですがどの√でも奏汰のことが好きで奏汰のためになると思ってやった、くらいしか考えられないですね。


気になる点で大まかなところはこんな感じ。
シナリオの出来は良かったのですが、良かった分こうした細かいところが気になってしまうんですよね。性格か。

シナリオの中身としては、スマホで過去と繋がってやり取りするという設定がしっかりと活かされていましたし、互いに思い通りにいかないことがあったり言うことを聞かないことがあったり灯華が重症を負った時に真っ先に未来の自分を頼ったり...色んな人間らしさを感じられたのは良かったです。
まあでも充電切れるの早すぎるやろとツッコミたくはなった。
アフター編で奏汰が栞菜とうぐいすから誘われた時に自分の思いをはっきりと告げるシーンは自分の中では好印象。
うやむやにしたりフラフラするのは良くないからね。
tone作品の主人公はこういうところキッチリしてるから好き。

余談。
灯華のエロシーンでひょっとこフェラ(っぽい表情差分)が2回くらい出てきたじゃないですか。
それで昔、過去作の星織ユメミライが発売される前に体験版が出て、その体験版に収録されているエロシーンにひょっとこフェラがあったんですよ。
これをプレイした一部のユーザーから「ひょっとこフェラいらない、消してほしい」っていう意見が多く出たんです。
そのせいで製品版に当初は実装予定がなかったエロシーン中の選択肢を追加して、選択肢でひょっとこフェラを回避できる措置を取ったんです。
このことを覚えていたので今作でひょっとこフェラがまた出てきたのを見たときは流石に笑ってしまいました。
社内の誰かが絶対ひょっとこフェラ好きでしょこれ。





雨音√

雨音が情報の授業中に腹いせにウイルスをサーバーに混入させる→雨音を庇う→お詫びとしてビブリオカフェでバイトをすることに→雨音がプレイしてるネトゲにハマる→2人が恋心を自覚し始める→雨音の過去、復讐の話を聞き協力関係(恋人)に→復讐計画を実行するが未来を予見していたポールの計画によって失敗に終わる→ポールが残したスマホのビデオレターを見る→過去との決別、新たな盟約を結ぶ→高校、大学を卒業し東京で同棲を始める→プロポーズ成功→雑誌でエンデュミオンの企画を担当することに→ポールの親友に話を聞くために渡米→ポールのPCを使ってスマホのアンロックに成功→ポールが残した写真とメッセージを見る→自身の経験とポールの話を統合させた小説を出版→エンデュミオン2発表→スマホの最後の1回分のパスワードの解読に成功→先進波理論の発見→過去のポールと繋がる→結婚


厨二病全開のシナリオでしたね。
一言に厨二病といってもただの設定や好みではなく、そうに至るまでの背景だとかそれらを含めた人間関係、そうした経験を仕事に活かしていくところなど厨二病がシナリオにちゃんと結びついていたのはライターの腕が良い証拠ですね。まあ見てて恥ずかしかったけど。

うぐいす・灯華√が過去の後悔を解消するために動いているのに対して、雨音√では過去と繋がれることそのものの解明を主軸にしています。
公式が最後にプレイすることをオススメするのも納得。
私はその通りに最後にプレイしましたが皆さんはどうしましたか?
プレイした後だからこそ言えますが、先にやってしまうのもそれはそれで有りという気持ちもありますよね(笑)

中継役を担えるのは故人のみである、ということ以外は実は灯華√ラストの同窓会の雨音の仮説で説明済でありましたとさ。
その仮説どうやって一人で出したのレインちゃん
その部分でいえば衝撃はさほどありませんでしたが、その分家族の愛の部分にフォーカスが当てられていてtoneらしい幸せなお話に仕上がっていました。
新境地のSF作品と言いながらもやっぱり根本にはtone work'sらしさがありますし、これがtone作品の良さだと思っているので雨音√も良いシナリオだったと思います。

雨音ちゃんヒロインとしても可愛かったよね。
最初は警戒心強くて懐かない猫みたいな子だったのに恋人になってからはデレッデレ。
ウザいくらいに甘えてくるけどそこがまた可愛い。
雨音1

ここ好き。ばってん好き。くっそ可愛い。




発売前からtone work's開発ブログにて「今までの作品とは異なる作品になっているので受け入れてもらえるか不安」といったような内容の記事がちらほらありましたが、私は全然有りだと思いました。他のユーザーも軒並み高評価のようですし。
ただ、過去作の純愛リアル路線が大好きなのは変わりありませんので、そっち路線に戻ってほしいとは思いますが今後はSF路線で行くならそれはそれで有り、みたいな心境です。
要はどっちでもいい(信者脳)

tone work's作品のプレイ感想でよく目にすることがあって、tone work'sの作品ってメチャクチャ幸せで良いお話じゃないですか。(初恋1/1は抜きにしても)主人公は高スペックイケメンでヒロインの女の子と順風満帆な人生。で、その姿があまりにも眩しくて自称陰キャのユーザーはプレイしてて辛いという話。
まあわからなくもないですしエロゲをプレイするスタンスは人それぞれなのでそこの是非はどうでもいいんですが、今作は言っちゃうと奏汰はそこまで高スぺではないですし過去2作よりはその点は薄れているかなと。なのでプレイして辛いから嫌だと遠ざかっているユーザーにも今作はプレイしてほしいなあという気持ちになりました。
そういったユーザーにもまた受け入れてもらえるといいなあ。










・キャラクター

メイン4人は文句ないですね。
サブ3人はうーんどうだろう...いたらいたで良いけど立ち絵とか√無しにしてその分のリソースをメイン4人のアフターシナリオ(クリア後のおまけシナリオ的な意味の)にでも回して欲しかったというのが正直。
好きだけど必要あったかと言われると微妙よね。

キャラデザは違和感なく作風や周りとマッチしていてバランスが取れていたと思います。
個人的にはうぐいす先輩が一番好き。










・CG

キャラが可愛いのは言うまでもないんだけど、背景のレベルが滅茶苦茶高いよね。
月明りと太陽光を滅茶苦茶意識してると思ってて、場面場面に合わせてキャラを引きながら背景を目立たせているCGが多かった印象。
光の表現がクッソ上手い。
中でも灯華と雨音が群を抜いて背景こだわってるなって感じましたね。

唯一個人的な不満点を上げるとしたらエロシーンで全裸が多かったことでしょうか。
私は下着やセクシーランジェリーを重視しており、ランジェリーを着用していればいるほど高評価を付ける悪癖があるので、過去作に比べてもエロシーンの幅が狭かったことが少し残念です。
これがあれば10点満点付けてた










・音楽

tone work'sの強みの一つ、それが音楽。
今作も例に漏れずめっちゃ良い曲を揃えてきてくれました。
過去作のように1ヒロインにボーカル2曲、というわけではなく少しボリュームダウンはしていましたが、それでもボーカル曲の多さは業界随一です。
挿入歌のWith Tomorrowが一番好き。
夢乃ゆきさんの歌い方すごい好きなんですよね。
BGMは夏の夕暮れがお気に入り。

先月の7月、VAで作曲を担当されていた竹下智博さんがVAを退社されました。

今後も作曲活動は続けられるとのことなので、また彼の曲が聴けることを楽しみにしています。










・CV

全員違和感なくキャラに合っていて、スッと入ってくる感じがあって良かったですね。
中でもさくらがわシュトラッセさんの声質がうぐいすとマッチしていたなという印象。年上キャラ演じるの上手いよね。
くっすーは元々クールキャラが得意な印象があって今回の雨音もキャラに合っていたんですが、意外だったのが過去の両親と連絡が取れて泣いてるシーンの演じ方が良い意味で崩してあって、こういう演じ方も上手いんだなあとよりくっすーが好きになりましたね。










・演出

ゲーム起動した時にPC側の音量ミキサーの設定が初期化されるのなんなん。前回ボリューム下げておいても再度起動したらまた戻るのが地味にイラっとした。
後、誤字脱字が目立つ。致命的な間違いはないにせよ所々で出てくるのですごく気になる。もうちょっとデバックしっかりやってほしかったな。
現時点でも修正パッチは配布されていません。

これは今作に限りませんがエクストラのCG鑑賞が物凄く見やすいのは相変わらずとても良いです。
ロード時間ほぼ無し、右クリックで差分飛ばしできる、他のメーカーも見習ってほしいレベルです。










・総括

あえて作風を変えてきた今作でしたが、少し気になる点はあれど全体的に綺麗にまとまっており、路線変更は成功だったといえる作品でした。
SF要素もそこまで重たいわけではなく、万人にオススメできる作品になっていたかと。
ただ、星織ユメミライや銀色、遥かの雰囲気が大好きだ!という人には少し物足りないかもしれませんね。




以上総括及び「月の彼方で逢いましょう」の感想でした。





以下拙作。

うぐいす




2017年9月のtone work's Live Fes.に現地参加し、そこで初めて夜空と月を背景に灯華のシルエットが描かれたティザームービーを見てからもう早2年が経つんですね。時の流れは早いなあ。